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ボン教の歴史と教え
チベットのメンリ僧院
メンリ僧院
1405年偉大なボン教ラマ、ニャムメ・シェーラッブ・ギャルツェン(1356-1415)により、洪水により破壊されたイェルウェンサカ僧院近くにメンリ僧院が建立された。
1834年にはユンドゥリン僧院が、その直後にはカルナ僧院がメンリ僧院の近くに創建された。こうした重要なボン教僧院は1959年に中国人によるチベット奪取まで存続した。
こうした動きに触発され多数のボン教僧院がチベット中に創建された。特にキョンポ、カム、アムド、ギャロン、ホルなど。20世紀初頭までには330ものボン教僧院がチベットに存在した。
ニャムメ・シェーラッブ・ギャルツェンはその偉大な達成と悟りにより特に信心を集めた。彼はボン教僧院の歴史を改革し、再び命を吹き込んだことで著名で、僧院が各地に設けられる原因となった人物だ。彼はまたボン教の伝授と灌頂の全系譜を収集・保存した最初のラマでもあった。
こうした伝授の一切は各メンリ僧院長が引き続き保存し、時と共にメンリ僧院長はボン教の頂点だと考えられるようになった。この伝統は1977年にチベット亡命政府により正式に認証された。
(シェンテンHPより)
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